入力初心者B子：
　今日は新患さんが多いですね～まだ始業から1時間しか経っていないのに、すでに5人以上は新患の処方箋入力しているんじゃないかしら。患者様氏名、生年月日などの患者情報、医療機関名、診療科名、医師名など処方箋内容を一つ一つ確認しながら新患登録していくのは神経使いますよね。特に患者様氏名や医師名は、漢字が難しく読みにくいケースもあり、入力に困ったり時間がかかることがあって💦

薬局長：
　新年度スタートしたばかりだから、この時期は特に処方箋入力の際、気を付けなくてはならないチェック項目が多いですよね。新患さんに限らず、前回と同じDO入力の処方箋でも注意すべき点はたくさんありますよ。DO入力は一見、前回と同じように見えがちですが、よくよく見ると医師名が変わっていたり、処方薬が同じでも規格が変更されていたり、微妙に違う点があるので、意外と気が抜けない処方箋です。うちの薬局がお預かりする処方箋の処方元の一つ、N総合病院は、この春の異動で新しくこられた医師が結構いるので、一見、DO入力に見えても医師名や診療科名の確認はしっかり行ってくださいね。

入力ベテランA子：
　そうそう！患者様が就学前や就学中のお子さんの場合、新年度で学年の切替わりもあるから、公費負担に変更がないかもしっかりチェックしないとね。引っ越しによる住所変更も多い時期だから、その点も見逃せず、処方箋入力に気が抜けないわね。

入力初心者B子：
　本当にそうですよね～私はまだまだ処方箋入力の初心者だから、入力項目や確認事項がたくさんあると、それだけでワーッと焦ってしまうことも多いのですが、そんなとき調剤入力支援AI「まもる君」のおかげで、だいぶ助かっている点もあるんですよ。

入力ベテランA子：
　「まもる君」って、処方箋をピッとスキャンしたら処方箋OCRしてくれるサービスのこと？私はかれこれ10年以上、調剤薬局での処方箋入力業務を続けているから、B子さんほど処方箋入力で焦ったりすることはないけれど、「まもる君」ってそんなに便利なの？

薬局長：
　薬局業務効率化のため、せっかく導入した処方箋入力支援サービスですから、是非A子さんも使ってみてください！A子さんみたいな入力ベテランの方にも必ずメリットがあるはずです。ベテランさんだと入力業務に慣れているから、処方箋入力中、意外と見落としたり思い込みでサッと入力してしまうこともありますからね。何と言っても処方箋入力のスピードが向上、入力業務が楽になりますよ。入力が楽になって薬局業務が効率化された分、私たち薬剤師も薬歴記入や患者様への投薬説明にじっくり時間を使えるようになりましたしね。最近は出荷調整による医薬品不足の影響で、以前とは異なるメーカーや剤形違いの薬を処方する機会も多くなったので、患者様とのコミュニケーションもできる限りしっかり行っていきたいんです。

入力初心者B子：
　私は患者様から処方箋をお預かりしたら、まずここにあるスキャナーでピッとスキャンしています。私たち入力スタッフにも簡単に使えますよ。処方箋OCR後、読み取り結果がデータ化され、レセコン画面に飛ぶんです。入力スタッフは、画面に表示された内容をサッと確認し、入力確定ボタンを押すだけなので、一から処方箋入力するよりもずっと簡単でスピードも速いです。もちろん入力ミス削減にもつながりますしね。気軽に「まもる君」デモ体験もできるので、良かったら触ってみてくださいね。

入力ベテランA子：
　なるほど～入力確定前に処方箋データ化され、レセコンに表示されるのは、私たち入力スタッフにとって、とてもありがたく助かるわね。レセコン画面とにらめっこしながら、一つ一つ処方箋入力している間に電話がかかってきたり、「お会計お願いします！」とか「OTCの薬は置いていないの？」「分包だけれど、どれくらい時間かかるかしら？」「終わる頃にタクシー呼んで欲しいわ」等々、患者様から色んな声を掛けられることも多いから、そのたびに入力業務を中断すると、どうしても入力ミスが発生しがちなのよね💦

薬局長：
　入力スタッフさんは、処方箋入力以外にもたくさん業務を抱えていて、毎日本当に大変だと思うし、いつも感謝していますよ！まずは処方箋入力が終わらないと、その後の薬局業務が一つも成り立ちませんからね。処方箋入力は、薬局業務の中でいちばんの要でしょう。しかも処方箋入力は難しいイメージがあるせいか、せっかく採用してもなかなか続かず、すぐ辞めてしまうケースが多く困っているんです。「まもる君」のような処方箋入力支援サービスがあれば、処方箋入力に慣れない初心者でも、「入力は苦手」「入力するときドキドキして緊張する」といったことも少なくなりそうで、調剤薬局にとって心強い味方ですね。

調剤入力支援AIまもる君：
　そうなんです！僕は「薬局で働く人を楽にしたい」との思いをもって生まれてきた、調剤入力支援AIサービスです。患者様から処方箋をお預かりしたあと、難しく大変な入力業務と毎日向き合っている入力スタッフさんが、少しでも早く、正確に、楽に入力できるよう、これまで多くの薬局業務をAI学習してきました。薬剤師、入力スタッフ皆さんのお手伝いができるよう頑張りますので、処方箋を預かるたびに、どんどんピッとスキャンしてくださいね。処方箋OCRがされればされるほど、僕のAI学習意欲もますます高まるので、処方箋入力する際は忘れずにスキャン・読み取りしてみてください。ちなみに僕には、処方箋OCRだけではなく、他にも薬局業務を効率化できる「AIチェック」という得意技がたくさんあるんですよ。 詳しくは次回【薬局あるある 第28話】をどうぞお楽しみに！